佐川急便

共同通信ニュース用語解説 「佐川急便」の解説

佐川急便

1957年に京都府創業。「飛脚宅配便」で知られる宅配便事業を全国で展開する。2006年にSGホールディングス(HD)が設立され、傘下に入った。佐川急便の17年3月末時点の従業員数は4万7597人、保有車両台数は2万4517台。人件費急増に対応するため、11月に個人向け宅配便の基本運賃を値上げした。SGHDの17年3月期の連結営業収益は9303億円。純利益は284億円。

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百科事典マイペディア 「佐川急便」の意味・わかりやすい解説

佐川急便[株]【さがわきゅうびん】

貨物自動車運送を主体とする宅配サービス会社。1957年佐川清が運送業を創業。1960年佐川(有)を創業。1965年株式会社に改組し設立。1992年に大阪・中京・東京・北陸などの各佐川急便を,翌1994年に九州・中国・四国・東北などの各佐川急便を合併。1992年,当時の自民党副総裁・金丸信を巻き込んだ贈収賄事件は,国民政治不信を加速させ,55年体制崩壊の発端になった。2003年1月に中国発の宅配事業会社を上海に設立し営業を開始。その後,北京,深【せん】などへも拠点拡充。2006年SGホールディングスを設立。本社京都。
→関連項目汚職

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